株式会社メイキップ代表取締役社長 柄本真吾

アパレル主要企業が選ぶ2020年第3回「ファッションECアワード」でサポート賞を受賞したunisize運営のメイキップ社が次に仕掛けるのはささげ業務のAI化

今回受賞した賞の詳細を教えてください。

ファッションECアワードは、繊研新聞社が毎年業界の主要なアパレル事業者などを対象にアンケートを行い、得票が多かったサイトとツールを表彰するアワードです。4部門で表彰するものです。その中でunisizeはECサイトの売上や顧客体験などで貢献しているシステムやサービスを表彰する「サポート賞」を受賞いたしました。

受賞した感想を教えてください。

純粋にとても嬉しいですね!!去年の認知度や導入社数No.1もそうでしたが、市場からご評価をいただける実感というのはそんなにタイミングがある訳でもないので、こういったタイミングでご評価をいただけていると実感できるのはとても有り難いことだなと思っています。同時にご期待を裏切ってはいけない。ご期待に応えたいという気持ちもあります。このコロナ禍でリアル店舗ユーザーがECに多く流れているというお声も多く聞きます。そんな中でよりリアルに近いお買い物体験を提供できたらいいなと思い、今後もプロダクトに磨きをかけていきたいと思っています。

受賞に至ったと思われる特徴的な施策、取り組みをご紹介ください。

特徴的な施策と言われればやはりAI写真採寸だと思っています。写真を2枚撮影するだけでサイズがわかるという機能を実装したのですが、お籠り生活の影響からか、この機能が使われる回数もどんどん増えています。また、UI/UXデザインの変更を行なっております。unisizeの特性として機能が多い点が上げられるのですが、その分どうしてもユーザーには伝わりづらくなってしまう。それをデザインの力で解決すべく、直感でわかりやすく使いやすいデザインに変更しました。

その施策、取り組みの効果について教えてください。

AI写真採寸については、今までもっと正確に測りたいと思っていたユーザーを取り込めたと思っています。どうしても洋服のネット購入はハードルがあり、サイズがわからなかったり素材など詳細がわからないというストレスがあるのですが、そのストレス度合いやどこまで詳細まで知りたいのか?は人によって異なります。unisizeで特許を取得しているアンケート機能はどちらかというと簡単に早くサイズがわかるという機能ですが、高額商品やサイズのわかりづらいスーツのような商品を購入する際にはもっと詳細までわかった方が良い。そういった時のためにこの機能を開発しました。

上記の導入から実施,成果があがるまでに苦労したポイントはありますか?

これはまだ苦労しているポイントではありますが(笑)写真を2枚撮影するという今までの習慣ではない、新しい行動を取ってもらわなければならないので、その面倒な行動を取ってまでも便利だな、使って良かったなと思えるようなバリューを提供しなければならないし、そういったバリューが感じられそうだな!という期待値をご理解いただけないと使っていただけない。使ってみると便利ではあるんですが、使ってみるまでは少し億劫だったりします。地道な戦いではあるんですが、いろんな場面でユーザーにオススメし、この便利さをもっと多くのユーザーに体験いただきたいですね。

今後の課題・これから先目指す「取り組み」を教えてください。

SASAGE.AIというプロダクトを2018年末にリリースさせていただきましたが、このコロナ禍の中非常に多くの反響をいただいています。どうしてもササゲ環境は三密になりやすい環境ですし、長時間単純作業を強いる環境になりがちです。おそらく労働環境を見ても、今後時給はさらに上がり、労働人口は減り、労働力を確保するのも簡単ではない状況になっていくと思われます。そういった環境を改善し、より早く、より安くササゲを実現できるサービスがSASAGE.AIなのですが、チャレンジングでより賢いアパレル企業さんはいち早くご導入をいただいています。さすがだなと思いますね。また、unisizeとSASAGE.AIを融合させていく動きや、SASAGE.AIでもまだまだ新しいアイディアが社内から湧き起こっています。上場企業から一緒に組めないか?というお話もいただいており、今後いろんな展開ができ、皆様に新しい体験をご提供できると思っており、今後が楽しみで仕方ありません。

今後のアパレル産業についてどう見ていますか?

アパレル産業はここから少し難易度の高いフェーズに入っていくと言われています。多くの洋服が作られては捨てられる時代ですから、本当に必要な洋服だけが買われる時代に突入して行くのかもしれません。つまり本当に必要だと思われる洋服の企画力が問われる時代に入ったとも言えます。今までは流行った洋服のマネをしていればある程度売れたかもしれませんが、今後はもっともっとシビアな時代になるでしょう。つまり、その企画力のところにお金をかけなければ生き抜いていけない時代になったとも言えます。そんな時にお金や時間をかけなくても良いところにはとことんかけない方が良い。少し残念だなと思うのは、「うちは社員がササゲ作業をやっているのでお金かかってないんです。」という会社さんがたまにいらっしゃるんですが、「社員の時間=タダ」ではないんですよね。むしろ高い。限りあるリソースの中でどこに時間とお金を使うのか?ということですよね。

今後のアパレルECについてはどう見ていますか?

各社のEC化率もコロナのタイミングで大きく上がっています。店舗の売上が落ちているので当然ですが、コロナ前と比べてもEC取引数自体増えているので、単純にEC化率だけが改善しているという訳ではありません。そしてワクチンができるまでの1年から1年半ぐらいはしばらく感染者が出たり減ったりを繰り返すと思われます。第二波が来るとも言われていますので、おそらくこのEC化率、EC取引数自体伸びて行くでしょう。現状で10%ちょっとですが今回の件で20%は数年の間に達成できそうな感覚があります。メイキップ社ではこのアパレルECという分野でよりユーザーがお買い物をしやすい環境を作り、アパレル企業がECという商いをしやすい環境をご提供して行きたいと思っています。まだまだできることは数多くあると思っています。 最後に今は本当に大変な時期ですが、こんな時期だからこそ僕らにしかできないことをサービスとして提供できたらと思っています。このコロナ禍を一緒に乗り越え、自分のお気に入りの洋服を着てお気に入りの人とお出かけできる日を待ち望んでいます。

<本サービスに関するお問い合わせ>

■社 名: 株式会社メイキップ

■電話番号 : 03-6265-3465

■メール : inquiry@makip.co.jp

■本サービス詳細 unisize(ユニサイズ):https://cl.unisize.makip.co.jp/


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