株式会社 DoCLASSE


CMO 兼 web事業長 藤原 尚也様

2007年に創業し、ファッション通販事業を皮切りに、国内46店舗を展開するまでとなった「株式会社DoCLASSE」CMO 兼 web事業長 藤原 尚也様に今後の展望を伺いました。

「実年齢で輝く」ミドルエイジの方々をファッションの力で応援したい

DoCLASSEは40代50代の女性、男性をターゲットとしたアパレルブランドです。ミドルエイジの方がいつまでも実年齢で輝けるよう、ファッションの力で応援したいという想いのもと2007年に創業いたしました。

2007年にカタログとwebからスタートし、2011年から本格的に店舗展開を開始、2018年6月末には最大店舗である新宿アルタ店舗がOPENし注目頂いております。

カタログ通販をメインチャネルとして事業を開始いたしましたが、スマホ・アプリなどweb経由で購入いただく流れが多くなっている現状で、今後さらにweb経由での販売を強化していきたいと思っています。

お客様の期待を超える商品作りを目指して

弊社のお客様は、特に体型が変わりだすタイミングにあるため、着用感に関しては非常に重視しております。

1つ1つの商品を、企画・生産する際に社内のスタッフや複数のモニターの方に着用していただき、どこをどう改善すれば着心地が良くなるか、体型やシルエットが綺麗に見えるかを、商品を世に送り出すまでの1シーズンの間に何度も繰り返し修正した上で商品を作っております。

また、お客様の期待を超える商品を提供するために、定期的にアンケートを行いお客様の声からどういった柄がいいか、デザインがいいかご意見をいただきながら商品を企画しております。

着心地に加え美しいシルエット、デザイン性を加味した着用感に徹底的にこだわるところはDoCLASSEの強みでもあり、現在約250万人の方にご愛用頂けているポイントだと考えています。

環境の変化に合わせてアプローチをwebへシフト

これまでは新聞広告をうち、カタログや電話経由でご注文をいただく流れで新規のお客様へ情報をお届けしておりました。ですが、40代50代のお客様が目にするチャネルが変わってきた今、従来のアプローチ方法だけではターゲットとなるお客様に情報が届けられず、チャネルを広げるための新しいチャレンジが必要になってきました。

特に、現在ではwebからご注文いただくお客様の利用比率が52%と増加傾向にあり、カタログや新聞広告だけではないwebチャネルでのコミュニケーション方法を日々模索しています。そのため、最近ではよりwebで商品をご購入いただき易くするため、ECサイトのリニューアルを実施いたしました。

弊社の強みの一つでもありますが、カタログ、web、店舗とお客様の生活のあらゆるシーンでブランドに触れていただくことができるチャネルを有しています。各チャネルの特性を生かしつつ、サービスの向上を図ることで、お客様が生活される中の様々なシーンに合わせ適切なコミュニケーションを行っていければと思います。

unisizeでサイズ情報の充実化を実現

洋服を買う際に、スムーズに購入まで進んでいただくためには、悩みどころとなるサイズの問題は特に課題であり解決したい部分でもありました。

unisizeの導入を決めた理由として1番には、他社のブランドと比較して簡単にサイズを確認できる部分でした。商品ページで少しでも悩ませてしまったらすぐ離脱されてしまいます。よりシンプルに必要な情報を伝えていくことが何より重要であるためお客様に余計な手間がかからず、使い勝手が良いことがポイントになりました。また、過去の購入履歴や実寸を入力し比較するシステムなど、お客様が持っている情報に合わせて機能に選択肢があることも魅力だと感じました。

導入を開始した初月より約11万人以上のユーザーに利用していただけ、unisizeを利用した商品の購入率も、非利用商品に比べ約2.3倍の効果が出てきております。今後も、購入率・返品率の改善に着目して運用を行っていければと思っています。

サクサクすぐ買える環境作りへのチャレンジ

近年の環境の変化に伴い、よりスマートフォンの重要性が増し、PC経由での利用がさらに減っていくと捉えています。そのため、今後は特にアプリ・AI(機械学習)分野の活用に注力していきたいと考えています。

Amazon Alexaなどの台頭にも見られるように、PCで検索してブランドやショップを探すという生活者行動から、検索せずともアプリ等を経由して直接欲しいショップに注文を出すという行動に変化して行くのではと捉えています。また、PCでは主流となるブラウザ環境ですが、種類も多くバージョンも多岐にわたるため、機能やデザインをリニューアルするには1年かかってしまうことも少なくありません。将来を見据えた際に、ブラウザへ投資を続けているといつの間にか利用者が減少していた等のリスクが発生しかねません。今の段階からアプリを用いてシンプルで使いやすいUI・UXを準備し、サクサク買い物ができるように改善をし続けていく方が、今後の変化への対応に必要なことだと考えています。今のアプリはクーポンアプリとしての機能がメインですが、来年にはECショップとしてご利用いただけるアプリにしていきたいと思ってます。

またAI技術にも注目しています。ショップ定員が接客しているようなことも、今後はAIを用いて実現されていくと思っています。お客様の趣向に合わせカラー、スタイリングなど新しいディスカバリーを提供できれば、さらに買いやすい環境を提供できると考えています。

環境の変化に合わせ、より使いやすさ、買いやすさを追求することで、お客様の期待を超えてサクサクすぐ買える環境作りを目指し更なるチャレンジを続けていければと思います。

<本サービスに関するお問い合わせ>

■社 名: 株式会社メイキップ

■電話番号 : 03-6265-3465

■メール : inquiry@makip.co.jp

■本サービス詳細 unisize(ユニサイズ):https://cl.unisize.makip.co.jp/


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